2021 新年 あけました

新年を迎えて考えていること

もっと楽しんで仕事している様子を発信したいなと。決してYouTuberになるわけではありません(笑)。もっと自分も磨かなければいけないのですが、前向きに楽しんで仕事をしていれば、より「イイモノ」を作れて、より「イイ環境」にも巡り合えるような気がして。それにはまず自分から「やりたいこと」や「自分の想い」を発信していかなければと考えています。

そして自分の思い描く理想の建築は、余計な装飾に傾倒することなく、素材の性格を保ったままで役割を担ってもらいたいと考えています。たとえば、材木は美しい木目のシートを貼るよりも、節があっても無垢のまま使いたいし、奇抜で細かな間取りに合わせた複雑な構造とするよりも、明快な構造に合わせておおらかに暮らしてもらいたい。試行錯誤の繰り返しですが、そんな家づくりを進めていきたいなと考えています。

昨年は新型コロナウイルスの影響でネットの打合せを何度かしましたが、私は電話の延長のように感じました。人は五感の内『3つ』以上を満たして満足するという話もあるので、現在のネット環境ではやはりまだ満たせない部分がありそうです。会議や講義であれば有意義ですが、建築設計の打合せとなると共有できる情報量が少なすぎるように感じました。予防対策をしたうえで、例えば建設地が更地であればテーブルとイスを持ち込んで、「ここがダイニングテーブルはどうでしょう?」なんて打合せは健康的でとてもリアルです。

まだまだ不安定な環境の中ではありますが、新しいことへの挑戦、古くから続いていることへの探求は変わらずに進め、今の時代環境になぞらえた形を生み出していきたいですね。

本年もよろしくお願いいたします

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