建物探訪(京都、滋賀)

勉強会のメンバーと『京都国際会議場(設計:大谷幸夫)』のOPEN DAYに参加。構造の先生と共に普段は入れないところまで堪能しました。自分にとって大きな気づきだったのは、「美しい建築は構造が明確」だということ。あらためてその重要性を認識することができました。そしてこの時期に京都で桜を眺めながらゆっくり食事をいただけるなんて、かなりのレアスポットです 笑

勉強会から一夜明けて早朝、宝ヶ池を散策しながら『宝ヶ池プリンスホテル(設計:村野藤吾)』に寄り道。フロントに了解を得て、ホテルのロビー内も見せていただきました。

見学予約をさせていただいた『カトリック桂教会(設計:ジョージ・ナカシマ)』へ。ジョージ・ナカシマといえば木工作家のイメージですが、建築家としてはこの教会が日本では唯一とのこと。ジョージ・ナカシマはアントニン・レーモンドの事務所で学びますが、そこには前川國男や吉村順三がいたというのもすごい時代です。興味ある方は教会のHPを参考にしてください。レーモンド事務所との出会い、建築家から木工作家に転身した理由など、なんだかいろいろと考えさせられます。

少し福井に戻りつつ近江八幡にある照明器具の店『Atelier Key-men』へ。施工中の物件で使用する器具の下見。そして2階にはカフェもありちょっと休憩。建物も古い町家?をリノベーションしていますが、センスが素敵で心地いい空間です。

目的地がひとつ中止になってしまったけれど、そのおかげでゆっくりとした時間を過ごせました。今回も京都、滋賀のみなさんに感謝。

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