寝るということ

わが家の子供も8歳と5歳になり、お兄ちゃんはしばらく前から「自分の部屋が欲しい」と言い出していました。聞けば同じクラスの友達も自分の部屋を持っていると。たしかにもう4人で雑魚寝も暑苦しいし、ちょっとした自立のきっかけにもなるでしょう。

ということで、子供の部屋を設えることにしました。といってもまだ兄弟で1部屋です。子供のスペースは4.5畳×2の9畳の部屋です。兄弟はおとこ2人なのでしばらくはケンカしながらでも、自分たちで工夫して住んでもらおうと思っています。デスクもベッドも2つづつありますが、とりあえずはデスク+デスク、ベッド+ベッドで配置しています。もちろん兄弟それぞれの配置も可能なように出入口、窓位置、コンセント位置等は計画してありますが、まずは共同生活。

2階の桁高さは2,250mmと、一般的な住宅と比較してかなり低いです。ただし内部の天井は屋根と同じ勾配なので、広がりがあり窮屈さを感じないよう配慮しています。窓の高さは床から1,850mm、窓の高さは1,100mmですので、窓の下は750mmです。おそらくこれもかなり低いと思います。ただそのままだと怖く感じる可能性もあるので、窓の外部に木製の手すりを設けています。これは布団を掛けられる便利アイテムで、高さは床から900mmです。窓下に750mmあれば机でもすっきりおさまります。ベッドは高さが460mmなので窓台がヘッドボード的な雰囲気です。ベッドに座り窓台に肘をついても景色を望むのにはちょうど良い高さです。

星空を眺めながら眠りについて、朝陽の明るさで目が覚める。

何気なく感じる心地よさにも、裏付けとなる寸法の組み合わせがあります。

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