
自分の仕事部屋を作ろうと考えています。小さな屋根裏部屋です。素朴で質素で、でも凛とした美しさを感じられるような部屋を模索中です。
自分の考え方を端的に表現する機会でもあるので、先ずは自分の考え方を端的にまとめる作業から取り掛かりました。
自分はなにを作りたいのか考えてみた。
自分の身の丈にあっていて、空間もモノも整理整頓できている部屋という感じ。窓からは自然の営みが見えたり、炎の揺らぎがあったり。ストレスを感じないというか。感覚的には。
建築的には、構造美、機能美、経済寸法、流通材料、ヒューマンスケール
開口と視線と余白(壁)のバランスや素材、質感、色とそれらの組み合わせ
あと、費用(笑)
断熱、気密、空調設備は同時進行でこれらに盛り込むという感じ。
新たな挑戦としては化粧材という「とても綺麗な材料」をあまり使わないようにしようかと考えています。費用を抑えるということもあるのですが、最近きれいな材料を使うことが当たり前になり過ぎている気がして。もう少し自然の野性味が残っていてもいいかなと。それに今回のテーマは屋根裏部屋だし、節の混じった製材したままの材料でも、使う場所によっては雰囲気があっていいかなと思っています。あとは、節があったり色の悪い材料を流通させることで、少しでも福井の山の間伐が進んだり、捨てる材木を減らせるということにつながるといいかなとも思います。
設計の様子や工事の様子は備忘録的に更新していこうと思っています。
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