2021.06.05 鴨川建築塾

今回の講師は設計事務所『きらくなたてものや』の日高保先生でした。

実践されているのは、あくまでも人が自然と仲良く暮らすための家づくりです。気楽に暮らすためにかなりの手間を掛けるのですが、それをみんなで楽しんでしまえという家づくり。自然素材というだけではなく、土壁や塗装などの施工までも施主や知人、近隣住民、噂を聞きつけた過去の建主まで様々な人が集まって共に作業をするのです。大人も子供もなく、上手い人は下手な人を助けながらの共同作業。

そしてそこには必ずと言っていいほど美味しい休憩が待っているというのですから、その場の盛り上がりが想像できます。そして自然素材という意識が『衣、食、住』には根付いているのだなと感じます。助け合いながら家をつくり、生きている実感を味わいながら暮らす、そんな建築の有様についていろいろな経験談が聞けました。

特にいいなと感じたのは、子供たちが成長していく過程でモノづくりに関われること。何かを作る、道具を使う、素材の本質を見抜くというのは生きる中でとても大切なことです。そういう純粋な行動を経験できる場を提供しているということが、同じ建築の仕事をしている者として見習わなければと思います。

さて、先日出された横内先生の課題は中間提出期限でした。提出物は任意なので、一旦私は1/200で配置外構、平面、立面、断面をまとめて、概略を添削してもらいます。さて、どれくらい赤ペンで埋めつくされるのでしょう。ありがたいですが、怖いです 笑

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  1. 福井県で設計した住宅の撮影でした

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