今回の講義は「八島建築設計事務所」の八島正年先生でした。
設計される建物は、景色を見せる窓の切り取り方や、空間を印象付けるあかりの質がとても優しく美しいのです。住宅を考える時には人間の寸法を考え、住み手の心地よさを大切に考えているとのこと。深く考えた形が建築の味わいになってあらわれている様に感じました。
また食卓を大切に考えていること、絨毯をよく使うこと、座る場所をいくつか用意しておくことなど、心地よさにつながるキーワードについて話をしてくださいました。
そして今回は八島先生からの課題発表です。課題の建設地は軽井沢で、アトリエと住居の計画です。敷地には高低差があり、また浅間山が見え、大きなカラマツやモミジなどが自生しています。こういう設定で計画を考えると思うだけでワクワクします。
一旦、1ヶ月でまとめたラフを添削していただいて、2か月後に設計案の発表です。
この記事へのコメントはありません。