20191231

福井市内の現場もクリスマスで大工工事は終了し、内部はガランと静まりかえっています。ただこのなにもない静寂な空間が、とても豊かに感じます。「less is more」という言葉を残した建築の巨匠もいました。いろいろな個性の調和は楽しいものですが、騒がしくならないようにこの先も配慮していきたいです。

それと、以前にお願いしていた建具に使う革のつまみについて打合せ。「Saji space」さんという普段はcafeをしている坂井市の革作家さんです。出来上がったつまみはシンプルでサイズもちょうどいい感じ。そしてなにより革は手触りがとても優しい。建具に取り付いた姿が楽しみです。手の触れるところはもっと革を活用していきたいなぁ。

そうこうしているうちに、今年も一年が終わろうとしています。早いような、速いような、、、。自分なりに懸命に動いていたつもりですが、まだまだ足りていないなと感じる部分もありました。ただその部分に気がついたのは実りでもあると捉えて、来年の抱負としましょう。

今年も一年、本当にいろいろな方々に助けられていろいろな挑戦をさせてもらうことができました。ありがとうございました。これらの経験を有意義に活かし、これからまた少しでも喜んでもらえる仕事をさせてもらえたなら、こんなに幸せなことはありません。これからも「本来の自然の中で遠慮しながら暮らしていく家」を考えていきたいと思っていますので、来年もよろしくお願いいたします。

関連記事一覧

  1. 福井県で設計した住宅の庭づくりが始まった
  2. 福井県で設計した住宅

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
PAGE TOP