6月7日に上棟した矩勾配の家が竣工しました。建物の完了検査は無事終了したので、これから外構工事に入っていきます。
屋根の勾配がキツイので、上棟は慎重に時間をかけて進められました。しかも室内側の天井はすべてそのまま屋根の構造が見えるという仕掛けですから、それはそれは職人さん泣かせの仕事だったと思います。おそらく誰も経験したことのない仕事だったはずです。それでも出来上がると、やはり見たことのない美しい意匠となりました。
この住宅は少し特殊な側面を持っていて、この住宅と同時に店舗も同じ敷地内に計画中です。店舗は薪ストーブのショールームになるので、そのショールームから庭越しに見える背景としての建築という顔も持っています。そういう意味もあり特徴的な外観となりました。
ショールームから見える景色がどこか北欧的な雰囲気を漂わせるような、そんな空間をこれから作っていきたいなと思っています。
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