長い人だと10連休だったようですね、今年のゴールデンウィークは。
せっかくの休みだし、家族あるいはひとりで旅行という人も多かったのではないでしょうか。私も自由になった日にひとり、車で1時間ほどの石川県の山代を訪れ、建築と文化に触れてきました。
それ以外はほとんど家で過ごしていたのですが、天気も良かったのでハンモックに寝そべりながらのんびりといろいろな考え事を楽しんでいました。
ただこうやって人の視線も気にせずに、ハンモックでのんびりできる暮らし方ができている家はどれくらいあるのだろうと気になりました。もちろん地域や敷地の形状などで状況は変わりますが、周囲の家々を見ていてもそれができそうな家はあまりないように思います。
別にハンモックはいらないという人もいるでしょうが、個人的にはこのような暮らし方ができるのは幸せなことだと思っているので、経験するとこういう空間の良さがわかってもらえるのではないかと思います。
それを可能にするのは、周囲の環境を生かしながら作り出す『平面計画』が大きいと思います。敷地を駐車場や建築や庭に「ちょうどいい加減」で振り分けることで生み出せる『特別な空間』です。建築のデザインや性能も大切だと思うのですが、私は暮らしにつながる心地よさを最も優先して、これからも家作りをしていきたいと再認識しました。
本当に心地がいいので、子供たちがいると奪い合いです。我が家のハンモックに揺られてみると、このような空間の心地よさが分かってもらえるはず(笑)
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