掃除機が壊れたので、今日はコレです。まだ買って半年くらいしか使っていない”高級な”掃除機なのに、バッテリーの不具合のようです。確かにコードレスは便利ですし、重宝していたのですが。
ホウキを使っていると今の住宅事情には向かなくなってきたのかなと思うことがあります。まず「風通し」を考慮した住宅が少ない気がします。少し前までは縁側や掃き出しの窓があちこちにありましたが、耐震性や冷暖房効率のデメリットからか窓は少なく小さくなってきています。そのせいでホウキを使えばたちまち家の中はホコリが舞い散ります。以前の住宅なら窓を開けて掃除をするとホコリや室内の空気まで換気できたのですが、今は換気も機械頼りです。その点、掃除機はホコリが舞う心配があまりありません。もうひとつ、生活の洋式化も理由にあると思います。以前は畳にちゃぶ台を出して食事をし、布団を敷いて寝ていました。もちろん掃除をするときは部屋には何もない状態が普通でした。しかし今は、食卓テーブルやいす、ソファーにデスクにベッドと、あらゆるものが”置きっぱなし”の状態です。これがホウキでは非常に掃除がしにくいのです。その点、掃除機は吸いっとってくれるので狭くても奥まで掃除が届きます。
ただ最近の住宅は機械化が進み過ぎている気がしてなりません。知り合いは「電子レンジの中に住んでいるようだ。」と言っていました。電気が止まれば便利な生活も止まってしまいます。このこともよく考えて家のつくりだけではなく、その先の暮らしを考えなければいけません。
そうそう、大事なコトを忘れていました。掃除機は電気を消費することで環境負荷の点でデメリットがありますが、ホウキは私の体力を消耗するということで体脂肪を減らすというメリットがあります。今はこれがホウキ最大のメリットですね。
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