建築の勉強のため京都へ。その合間を縫って気になる古民家巡り。古民家と言ってもただ古い町家ではなく、現代の色にリメイクされた雰囲気のある古民家。
京都では『スターバックス』や『HELMES』なども古民家をリメイクしたショップ展開をしています。京都の町屋が並ぶ環境に合わせ、建築の存在感はそのままに雰囲気は現代の美しさへ。その手法をなにか感じたくて散策。
今回は時間と場所の都合上、訪れたのは三条姉小路界隈。五条から三条まで約2時間の間に歩き回ります。
そして目的の建物は想像と違ったのですが、その道中の建物に魅力的なものがたくさんあったのです。こういうのが旅の醍醐味というか、面白さですよね。
何年も前からかっこいいなと思っていた建物や、雑誌で見ていた素敵なリノベーション案件など、見つけるたびに嬉しい気持ちと一緒に、どこに工夫を凝らしているのかを探ります。
気がついたことは、町屋はもともと構造がデザインになっているということ。そこが普遍なのですね。時代や流行では変わることがない機能美なのかと。そこに時代の色を加えるだけでその時代に染まった美しさになる。
先人たちの知恵と現代の工夫を、これからの古民家改修に活かしたいと思います。
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