設計計画当初から「デザイン」とはなんだろうということを考えるきっかけになってしまいました(笑)
「デザイン」というとなんとなく格好のいいものを連想しがちですが、世の中にあるモノや仕組みも有形無形問わずすべてが「デザイン」と言えるわけで、行きついたのは「最小のモノと、最大の工夫による、美しい計画」と決めました(今現在)。
そこで『広辞苑』を調べてみると、 『①下絵。素描。図案。 ②意匠計画。製品の材質・機能および美的造形性などの諸要素と、技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計画。「建築―」「衣服を―する」』 、とのこと。
それでも建築には「場に馴染む」とか「居心地」みたいなものが必要で、そういうものこそが大切な要素でもあります。そこも含めての「良いデザイン」でありたい。
そして『赤坂の平屋』は新しい試みもありながら、練り続けていることを進化させた部分もあり、とてもいい「デザイン」になったと思っています。設計契約も終え、来年末の竣工予定が楽しみ。
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