西日との付き合い方

寒い時期の西日は温かくて気持ちいいですよね。ぜひ家の中に取り込みたいです。陽に当たっていると身体も家の中もすぐに温かくなります。

ただし、暑い時期の西日はできるだけ入ってきてほしくないですよね。しかし具合が悪いことに、季節を問わず太陽は沈むわけですから角度に関しては夏も冬も同じです。ですから南の日差しのように軒を深くしてもあまり効果がありません。さて夏の西日を遮って、冬の西日を取り込むにはどうしたらいいでしょうか?

いくつか方法はあると思いますが、その中でも私が家を計画する際に対策するひとつに庭木の樹種と配置があります。西の窓はよほどでない限りそれほど大きくは開けません。ですので、その窓の大きさに適した落葉樹を配置します。もちろんいろいろな条件があるのでそれを踏まえてですが、春には若葉が茂り秋には葉を落とす樹を植えることが多いです。そうすることで暑い時期は木の陰になり、寒い時期は日が当たる窓を計画できます。また窓の外に少しでも樹が見えるというのはとてもいいものです。

西日は夕焼けもきれいですし、洗濯物もよく乾きます。あまり邪魔者扱いせずに、工夫してうまく付き合っていきたいですね。

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