
『清水の平屋』の設計が始まりました。
ファーストプレゼンでは「この計画では豊かな暮らしができそう」というイメージができるように心がけています。
そのために間取りや建物の形だけではなく、家具や構造、陽当りや風向き、庭の樹種や大きさ、近隣への配慮まで頭に入れながらできるだけ具体的に説明します。
そして世界にひとつだけの敷地環境に世界にひとつだけの建主家族が暮らすわけですから、そこにはこの家ならではの特徴もあふれるように盛り込みます。
ここまでの作業が建築設計の大きな仕事かなと思っているので、最初のプレゼンは緊張もしますがとても楽しい時間です。ここからはより良くなるように建主家族と詳細を練っていくのですが、そこでもひらめきやアイディアが生まれたりすることも多々あり、そういう化学反応的な打ち合わせもある意味では家づくりの醍醐味かなと思ったりもします。

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