今回は設計演習について横内敏人先生の講評です。事前に提出してある提案内容を元に、先生の厳しい目で良い点や改良が必要と思われる点などを、その理由と共に説明を受けます。今回も塾生のほぼ全員が課題提出という、熱のこもった講評会となりました。
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私の案は、家族が1階で生活のほとんどの時間を過ごせる計画です。周囲の環境に合わせて敷地を建物、庭、駐車場と割り振ります。建物はその形状が街に表れるので、時代を超えて美しくありたいと考えています。簡単な問題ではないですが、自分なりに常に答えを探しています。
間取りは、庭に対してリビングとダイニングをつなげながら、キッチンから水回りと連動する配置としています。1階の寝室や2階の子供室も水回りへのアクセスがしやすい場所へ。インテリアは木の建築が持つ魅力を生かしたいと考えて表現しています。
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先生からは構造と間取りが整合していない点について指摘があり、その解決策を示していただきました。建物の形がシンプルなほど、構造も明快でないと内部空間が複雑になってしまいますし、美しい意匠にもつながりません。部材や空間にも無駄が生じてしまいます。反省。
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次回はその点を修正して、構造の理解を深め、そして温熱環境の講義へと進みます。
最終的に完成する住宅はコンパクトで使いやすく、構造は明快で丈夫、そして自然の恩恵を有効に活用しながらエネルギーを無駄にしないという、素晴らしいプロトタイプとなりそうです。
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