
先日、革作家さんである「sajispace」さんに革のツマミの製作をしていただいたので、建具業者さんに取り付けてもらいました。一目で「よかった」と思いました。
私が生まれた時にはすでに他界していた祖父が革職人だったことがあるからなのか、革はとても好きな素材です。身近にあるものも革のモノを好んで選んでしまいます。手帳にペンケースに時計のベルトに・・・。いつからか建築にも手が触れるところには革を使いたいと思っていました。そして今回は玄関収納扉のツマミに採用してみました。
革は動物の皮膚です。だから指に触れた時に”手をつないだ”ような感覚になるのでしょうか。手に馴染むしっくりと柔らかなその触り心地には、他の素材とはまた違う安心感のようなものを感じます。そして革を使うことで空間に独特の色艶も生まれます。取付も加工も難しくはないので、これはひとつの定番になりそうです。
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