先日。。。と言っても、もう去年の話になるんだけれど(笑)、京都の河井寛次郎記念館に行く機会があった。そこで河井寛次郎のコト、民藝のコトなどをいろいろ興味深く知ることができた。
じつは以前に一度、建物を勧められて見学に訪れてはいたのだけれど、今回は河井寛次郎という人についてより深く知ることができた。その中でも展示されていた「仕事のうた」という詩がとてもいいなと感じた。内容は、
仕事が仕事をしてゐます
仕事は毎日元気です
出来ない事のない仕事
どんな事でも仕事はします
いやな事でも進んでします
進む事しか知らない仕事
びっくりする程力出す
知らない事のない仕事
きけば何でも教へます
たのめば何でもはたします
仕事の一番すきなのは
くるしむ事がすきなのだ
苦しい事は仕事にまかせ
さあさ吾等はたのしみましょう
というもの。これをどう解釈するかはいろいろ受け取り方があると思うけれど、自分の中ではこういうことかなと解釈した。
「仕事に没頭している自分と、仕事を客観的に楽しむ自分」
この考え方が今の自分の理想の形ではないかと思っていたから、自然とそういう風に理解した。これは河井さんが綴った想いとは違うかもしれないが、ポスターを掲げて自分の直感を信じよう(笑)
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