自分が子供の頃の夏休みって30度を超えると暑いなぁって感じてた印象ですが、今は5度以上レベルアップしてる感じですね。植物も動物ももちろん人間も、みんながこの環境の変化についていけてるのかなって感じです。
しかしついていかないわけにもいかないので、こうなるとどうやってついていくかですね。もはやサバイバル。。。できるだけ最小のエネルギーで最大の効果を出せるかっていう。こうなったら夏休みの宿題みたいなノリです(笑)。
先日「涼を感じる工夫」に出てきた”気化熱”というものを利用してみたいと思います。水が蒸発するときに熱を奪う作用を利用して温度を下げるというものですね。最小のエネルギーには私の体力も含むので、さっとできることも重要です。そこで思いついたのが、「窓にかかっているすだれを濡らす」。やってみるとなんとなく涼しくなったような気もしますが、濡れたすだれがあまり美しくない。次にアプローチや周囲の緑に水やり。いわゆる「打ち水」というやつですね。水に触れているからかなんとなく涼しい。しかも虹まで出てきた。先に南側の庭の水まきをして、次に空間的に対角の北側のアプローチに水まきをしたら、家の中をひんやりとした風が通るようになった気がします。これは京町家によくみられるうなぎの寝床に風を送る「中庭」的発想ですね。
今日の発見。「居室の南側と北側の風通しを良くしてそれぞれに水を撒くと、居室を涼しい風が通り抜ける」(気がする)。やはりここでも先人の知恵が現代でも通用するということがわかりました。しかし、実際これだけでは暑くて過ごせないので、無理せずエアコンも使いましょう。
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