あまり泊りで出張することもないのですが、そういう機会に恵まれたときは宿泊先を楽しんで選ぶようにしています。
先日、部屋の片づけをしていて出てきたのは、2014年3月に東京はお茶の水にある「山の上ホテル」に宿泊した際のメモでした。スケッチブックを持っていなかったのでホテルに備えてあるメモ紙に描いています。
ホテルも歴史があり、文豪がよくここで執筆していたことなどが有名です。その中でも宿泊したのはたしか和室で、部屋も新しさというのは特にないのですが、とても落ち着きがあったことを覚えています。
中でも一番心に残っているのは、到着して部屋に案内されたときに出されたお茶のおいしいこと。一杯の飲み物で感動したのはそれが初めてだったように思います。これぞおもてなしだなと。
あまり建築には関係のない話かもしれないですが、そういう心遣いがあってこそ建築は(特に住宅は)生きてくるのかなと思ってみたり。
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