前職で設計に携わった住宅の引越しが終わったとのことで、無理を言ってお邪魔させていただきました。実はクライアントの奥様が画家をされていて、作品も多少は移動してきたとのことだったので、それを拝観させていただきたいというのが理由です。
住居に設けたアトリエにはポストカード程度の小さなものから、背丈を超えるようなものまで(しかもそれは連作で30枚並べて1作品らしい!!)多くの作品が運び込まれていました。でもまだまだほんの一部とのこと。作品を見ながら話をしていると、少し前に画廊で販売もしていたとのこと。購入できるのなら・・・
・・・などと話をしているうちに、手元に一枚やってきました。しかも中でもすごく気に入った作品。美しいのだけれど深いというか、作品の奥からエネルギーが溢れてくるような、そんなとても魅力的な一枚です。これを見ているだけでパワーが湧いてきます。
モノを作るという意味ではアートも建築も共通点が多いと思います。しかし自分は日々の設計の中でどれだけのパワーを与える事ができているのでしょうか。機能や質も大切ですが住む人に力を与えるような、そんな建築ができるようになりたですね。作品やお話の中から、多くのパワーをいただきました。本当にありがとうございました
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