『百尺の平屋』地鎮祭でした

大野市というと岐阜県との県境に位置し、福井県で唯一百名山に選ばれている「荒島岳」があります。また昭和初期から「小コレクター運動」という活動が根付いており、美術や芸術に対する意識の高さも垣間見える土地柄です。中心地の小高い山の上には天空の城で有名な「越前大野城」、その城下町では毎日のように元気な朝市がなんと400年!も続いています。ただ冬は12月頃から雪が降り始め、積雪は2mを超えることもあり、最低気温はー10℃になることも。

そんな地元愛に溢れる地域で建築のお手伝いをさせていただくことになりました。その建設地は見渡す限り遮るものがないのどかな田園の中にあり、周囲は「荒島岳」をはじめとする山々に囲われ、「大野城」も眺めることができます。

この建設地を見た時から「この場所には農作業小屋の様なたたずまいが一番似合いそうだ」と思っていました。そしてそんな雰囲気の提案も素直に受け入れていただきました。いろいろな要素を単純な屋根の下で割り振ったただけの建築です。それでもこのロケーションの中では特別な演出は不要ですし、この地に馴染む形にとどめておくことの方が大切だと考えました。とはいえ建物の長さは「百尺」(約30m)と特徴的です。この景色の中に馴染んでくれることを願っています。

まずは土地の神様に感謝と安全祈願をして、いよいよ『百尺の平屋』工事開始です。

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