やっとのことで上棟日を迎えることができました。いろいろな申請に時間を費やしてしまったからですが、やっとの想いでここまでたどり着きました。。。と言いたいのは施主様の方ですよね。
それでも建物の形が見えると、安心します。図面の数値だけでは現地で高すぎないかな、低すぎないかなと想像はするものの、敷地にたたずんだ姿がはっきりと見えないからです。高低差がからむ敷地はなおさらです。それでもこうしてすくっと立ち上がった建物たちを眺めると、違和感なく馴染んでくれたことにほっとします。
もう1点は室内からの視線が狙った効果を得られているかということです。この日は天気も良く遠景まで視線が延びたので、室内からの雰囲気も確認できました。ここでも南東の大きな開口からの日射の温かさと大好きな菜園とのつながり、北東の小さな開口からの海への視線が室内への心地よさをもたらしてくれそうです。南西側の裏山の緑を取り込める開口があっても良かったかなと思うところは少しありました。
この時点で敷地に対するそれぞれの居場所は心地よさそうなので、ひとまず一安心です。大工さんも、監督さんも施工会社さんも、とても一生懸命取り組んでくれているように感じます。感謝しながら楽しんで頑張ろう!
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