昨年より工事を進めていた「宝永の平屋」が竣工いたしました。まずはお施主様ご家族をはじめ、関係してくださった方々に深くお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました
はじめて敷地を見せていただいた時に思ったことは、「いまある立派な落葉樹に囲まれて暮らせたら気持ちいいだろうなぁ」ということ。大きな樫の樹と桜の樹に狙いを定め、「毎朝この樹の下でご飯を食べる」妄想からはじまりました。そしてそれが最後までこの計画の主題となり、竣工してもやはりここが一番心地のいい場所になったように思います。
この住宅にはもうひとつの顔があります。それは「焼菓子つづる」です。
道路に面して小ぶりではありますが、想いの詰まったカラダにもココロにも優しいお菓子屋さんです。時節柄オープンは少し先になりそうですが、それでもこのお菓子の優しさは口にする人を笑顔にしてくれるはずです。ぜひ一度訪れてみていただきたいと思います。
ここ最近は毎日のように訪れていたこの家に行く機会がなくなることがとてもさみしくもありますが、これからほんとうの暮らしの色が染みついていく様を楽しみにしたいと思います。
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