下据の平屋
大野市の郊外に位置し、周囲には見晴らしを遮るものがない広大な敷地に建つ平屋の計画。 東には地域を代表する『荒島岳』をはじめ、山並がぐるりと敷地を包んでいる。
面積は広いが形状は特殊なので、無駄なく素直に暮らせる地割と配置に工夫した。
給水は地下水、積雪は2mという地域特有の風土にも配慮している。 地面から湧き出て、この地に朽ちていくような、純粋な建築の有様を試みている。
———————————————————- 所在地:福井県大野市下据町 依頼主:30代 敷地面積:1,237㎡ 建物規模:199.98㎡(60.49坪) 2021年9月竣工予定