今年、自分の中で一番大きな衝撃を受けた建築が「西口賢建築設計事務所」の「大地の家」でした。そしてその西口先生が今回の建築塾の講師でした。なんとありがたい機会をいただけたのかと驚きます。(写真はSNSからお借りしました)
西口先生はとても穏やかな表情で話されます。自然が荒々しく表現された大地の家とは、もしかすると対照的な雰囲気です。でも話を聞いているうちになんとなくつながる様な部分を感じました。
そして今回、西口先生を鴨川塾に講師として紹介してくれたのが横内先生。その横内先生から西口先生の紹介がありました。先生は千利休にも通ずるものがあるのではないかという話をされていました。そして西口先生の講義も「守破離」の話でまとめられていて、まさかの展開に盛り上がりました。
そしてもう一人の講師の先生は、「大地の家」の造園を担当された「西村工芸」の西村直樹先生。もう造園がなければ建築が成り立たないという存在にまで押し上げている感じです。こうやって造園と建築が初めのスタートから設計できる仕組みを作っていきたいですね。来年の目標にしたいです。
これからも建築と造園の常識を超えていく勢いのおふたりですが、植久塾長からは「自然の表現にこだわり過ぎて、作為が見えないように」というアドバイスもあり、自分の意識もかなり刺激を受けました。
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