雑草と言っては申し訳ない。ちゃんと「エノコログサ」という名前がある。形状が犬のしっぽに似ているところから、「犬っころ草」がなまってついたらしい。花穂はおなじみの「猫じゃらし」だ。全世界の温帯に分布する一年草とのこと。
なるほど!!この暑さの中で弱っている庭木に一生懸命水やりをしているのに、日に日に青々と成長していくのは「エノコログサ」などの自然の風に乗ってきた草たちばかりだ。彼らは生きることに貪欲で、なりふり構わず自ら生きていく術を身につけてきた。と言ったら「そこまで考えてないけど」と言われるだろうか。
雑草魂。踏まれても、また起き上がれるような、そんな心身の鍛錬も必要だ。
しかし「イヌ」とか「ネコ」とか、愛嬌のあるネーミング。昔から、人のそばにいた野草なのだろうな。
この記事へのコメントはありません。