今年は福井国体が9~10月に開催されるということもあり、毎年秋に行われている「丸岡古城まつり」が8月に開催されることになりました。その隣町の祭りにお囃子として呼んでいただけることになり、篠笛で参加してきました。
このお囃子の主役はあくまでも小学生の太鼓です。三味線や篠笛はその脇役的として盛り上げるような感じです。本来は三味線が主ですが、元気な子供たちが先頭に立って叩く太鼓はやはり盛り上がります。
この子供たちが山車の上で演奏した太鼓の経験が、この先生きていく中で微力かもしれませんが影響してくるのだと思います。この舞台に立つために毎日夜遅くまで練習してきたことや、先生や親に怒られたこと褒められたこと。緊張したことや間違えたこと。その経験を通すことで、小さいときに同じ経験をした地域の大人たちと想いを共有することができる。それこそが文化であり伝統になっていくのではないでしょうか。
自分も緊張の中、そんなことを感じたいい祭りとなりました。
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