ちょうど1年前に改修工事をした「文京の家」に伺いました。この建物には改修工事で囲炉裏を作ったのですが、この囲炉裏を使える時期を待って夕食に誘ってくれたのです。なんとも嬉しいですね。
今回は大工さんと一緒に伺ったのですが、部屋に入ると囲炉裏の炭も温まっていました。なんでしょうね、何とも言えない火の暖かさがじんわりと染みてきます。「やわらかい」と言うか「まろやか」と言うか、言葉で表現するのが難しいのですが、間違いなく「心地良い温もり」です。
文字通り炉を囲みながら、ご主人からいろいろな楽しいお話を聞かせていただきました。その間も奥様が温かな料理と会話でこちらの箸の進み具合を気にかけてくださいます。なんとも絶妙なコンビネーションに感心しきり。あっという間の本当に楽しいひと時でした。
工事が終わるとなかなか伺うことも少ないですし、昨今のような世の中ではゆっくり話をする機会も取れないのが現状です。それでもこのような時間を設けてくださった施主様に心から感謝ですね。
この記事へのコメントはありません。