弾丸建築ツアー 京都編

京都で建築家田中敏溥さんの個展見学後に構造設計の勉強をし、翌日は京都の建築巡り。もちろん弾丸です。

この日の宿泊はSUPPOSE DESIGN OFFICEが設計したホテル『hotel tou nishinotoin kyoto』です。道路に面するファサードにも設計者の感性が静かに滲んでいます。建物内のアプローチ、エントランス、ライブラリーや客室はどこも落ち着いた佇まいで、重心を低く、トーンも抑えて考えられています。デザインの先端を行く感性という感じで、落ち着いているのに刺激的。

翌朝は台風の影響もあり雨模様。でも雨の京都というのも悪くありません。

嵐山に移動し、『パンとエスプレッソと嵐山庭園』へ。茅葺屋根民家の迫力!内部の民家の力強い構造と窓から見える緑のコントラストも心地よい空間です。

その後、『snow peak 嵐山』へ。民家とはまた趣の違う、上品な数寄屋風屋敷をリノベーションした感じでしょうか。建物を見ていて思ったのは、構造が素直だったからここまで広く使えたんだろうなという事。ここでも素直な骨格は長く生きるためには大切だなと再確認。

続いて少し足を延ばして丹波へ。京都と思っていたのですが、兵庫だったのですね。笑 丹波と言えば黒豆ですが、そこで新素材研究所が設計した『小田垣商店』という店舗へ。昔と変わらない雰囲気の道路側から内部に入ると、その空間の力強いこと。それは構造の太さというだけではなく、石張りの床であったり、土壁であったり、什器であったり。そのひとつひとつの質感から力強い空間が出来上がっているのだと分かります。

この界隈は白壁と低い瓦屋根の街並みがとても美しい。少し遅めのランチに寄った『oito』。リノベカフェかと思って入ったら、お宿もされているとのこと。少し内部も見せていただけて、とても感じの良いお店でした。散策していて寄った『ハクトヤ』という雑貨屋さんもとてもセンスが良かった。迷いに迷ったカップ、買えばよかったなぁ・・・。

帰路につきながら現場にもよろうと下道を走らせていると、道路わきになにやら新築したような大きな茅葺屋根風の民家が。何の建物かわからないけれどポップアップ看板が置いてあるからとりあえず寄り道。なんと茅葺の民家を移築した『hibi』という飲食店と設計事務所でした。1階ではレストランと物販の店舗、小屋裏2階(と言ってもかなり広い)では設計事務所が入っていて、この施設自体を運営しているとのこと。建物は民家の架構を見せ場としていて、さらにこのような民家の利用を得意として設計しているとのこと。とても素敵な取り組みで興味深いです。

購入した地元のサイダーを飲みながら『久々子の家』に寄って少しお話をして帰りました。

今回も素敵な建築、素敵な人、素敵な旅に感謝です。

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