『清水の平屋』造園工事が始まりました

庭工事で現場に緑が入りだすと建築が一気にイキイキしてきます。設計期間や建築工事は何か月もかかるのに、造園屋さんはズルいです。毎回思いますけど、今回も言わせていただきました 笑

地域としては農村部で田畑が多い地域ですが、わけあってこの周辺だけはコンクリートに覆われていたのでオアシスのような庭を作り出します。四季を通じて緑を感じられて、気候のいい時期は家の中よりも庭にいる時間の方が長いくらい、家族にも周囲にも心地いい庭になってほしいと思っています。

今回も雑木の庭ですが、造園屋さんが買い付け時にいい樹形のコナラを仕入れてくれたので、この庭の主役をコナラにしました。広間の大開口の前は活動的な場として広く開け、その他の開口部には寄り添うようにジューンベリーやコハウチワカエデ、ヤマボウシなどの落葉樹、庭の周囲にはアラカシやソヨゴの常緑樹を配置しました。樹木の間には低木、足元にはハーブや山野草をファミリーに増やしていってもらおうと考えています。

庭木が元気に育ちだすには2~3年は必要ですが、10年後にはこの家族が素晴らしいオアシスを育んでいてくれると期待しています。

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