8月の良く晴れた日に『平泉寺の家』を撮影していただきました。建物は昨年末に竣工していますが、雪深い地域という事もあって春を待って植栽工事を進めていました。その庭木たちも生き生きとしてきたところで撮影です。
敷地の環境から周囲の目をあまり気にすることもない場所なので、植栽は目隠しというよりも、暮らしに緑を添えるという感覚で計画しています。朝食時、食卓に木陰を落とすヤマモミジもきれいですし、庭のシンボルとなるヤマボウシもこれからもっと大きく存在感を増すでしょう。
10年後にはこの場の環境と緑と建築がより馴染んでいくことを期待しています。
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