海の見える小さな家です。そこにはモノづくりの大好きなご夫婦が、いろいろな作業をする場所をあちこちに設けました。
敷地は南北に長い約200坪の土地で、北側道路から南に向かい1.8m程高くなっていきます。南西側には小高い山が控え、道路の向かいには水平線が見えます。敷地内には屋根のある作業場と平屋のような小屋裏のある住宅、外には菜園や果樹園、薪割りや農作業のためのスペースと駐車場。魚をさばく場所なんかも設けました。
引越をしてから半年ほど経っての撮影でしたが、建主のモノづくりの色がとても味わい深く感じられました。建築そのものはできる限り簡潔明瞭に、使う素材は自然に近いものを選んでいますが、その相性がとてもいいことがよくわかりました。建主のセンスのおかげで建物も生き生きとして見えます。
これからもいろんな手が加わっていくと思いますが、外も含めて全体が仲良く味わいを増していくことが想像できます。お忙しい中、撮影にご協力いただきありがとうございました。
gallery『久々子の家』をご高覧くださいませ
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