はじめて建設地を訪れた時はちょっと焦りました。。。
「これは、一筋縄ではいかないな」

なんせその当時、敷地は生い茂る樹高20mはありそうな杉林になっていたんです。それでも建主の友人知人のネットワークで、雪が降る前に建物を建てられる更地の状態にまで漕ぎつけることができました。これはめちゃくちゃありがたかった!そしてこの時残したケヤキの木立がこの住まいにも、またこの地域にも、とてもよい景色を作ってくれることになりました。

雪のピークを過ぎた辺りから着工の準備にかかりましたが、なんせ豪雪地帯です。3月上旬でも1m以上もある積雪。それでもこれまた地域の人たちの協力を得ながら除雪は進み、無事着工しました。
工事は順調に進み、予定工期から少しの遅れで建物は竣工しました(一部業種は大変遅れてすみません)。出来上がってしまうと計画自体が素直に環境に馴染んだように見えますが、元の景色を思い出すとよくここまでできたなと思います。それは僕がというよりも建主がめちゃめちゃ動いてくれていたからです。この建主あってのこの暮らしだなと本当に思います。どの住宅もそうですが行動力のある建主の暮らしはとても美しいです。
入居からしばらくして訪れましたが、薪ストーブの扱いも少しづつ慣れてきて、家具のレイアウトもしっくりおさまり、この地での暮らしにちょっとづつ馴染んできている感じで嬉しかったです。

施工を請け負ってくれた大南建設さん、素晴らしい段取りと行動と明るさを持つ監督の吹屋さん、難題を笑いに変える美しく丁寧な技を持つ河原道棟梁、いろんな職種のたくさんの職人さんに支えられながらひとつの住まいができあがりました。大変ありがとうございました。









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