土地の見立て

さて、今日から仕事始めです。晴れ晴れとした景色は、気持ちも上向きになりますね。

私の仕事場からは山並みがよく見えるのですが、住宅の設計をする際にも景色が見える場合はその方角を設計する中で意識しています。

不動産的な土地の見方をすると、南側道路がいいとか東南の角地がいいとかと言われますが、私はあまりそこにはこだわりません。それはあくまでも不動産としての土地の見方であり、そこで暮らすとなると別の見方が必要です。具体的に言うとその土地に暮らす目線で見たときに、南に道路があるよりも、暮らしの中に美しい景色が見えたほうがいいと思うわけです。そこに山が見えなくても、隣の桜の樹でもいいですし、住宅に囲われているなら敷地内に陽の当たる小さな景色を作り出してもいいのです。そうやって暮らしが豊かになるきっかけをどう見つけるかが設計の大事な一歩だと思っています。それがうまく見つけられると、その後の設計はスムーズに進みます。

完璧に要望通りの土地はほぼ予算オーバーです。無理をして購入すると建築で妥協することになり、良い暮らしは難しいでしょう。それよりも土地に多少の癖があってもそれを設計でうまく個性に変えて、それを住みこなす生活のほうが楽しいと思うのです。

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