もっともうれしいとき

先日、前職で終盤に設計した物件が竣工したので、現地でお施主様にお会いしてきました。まずは最初に喜びの声が聞けたので安心しました。設計をしていてお施主様からその気持ちが伝われば、こちらのほうが嬉しくなってしまいますね。

この物件は一般住宅とは少し違う部分もあり、当初の計画では頭を悩ませる部分もありました。ただそこは建築の個性でもあるので、その表情をいい形で生かせるように計画を進めました。実際に竣工したカタチを見ると、その効果が良く出ていたように思います。

建築家の吉村順三さんの残している言葉で、大好きな言葉があります。
「建築家として、もっともうれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中に明るい灯がついて、一家の楽しそうな生活が感じられるとしたら、それが建築家にとっては、もっともうれしいときなのではあるまいか。(後略)」

設計という仕事の中にはいろいろと検討しなければいけない要素がありますが、吉村順三さんの言葉を忘れることなく設計をしていくことができれば、間違った方向に行くことはないような気がしています。それを再認識したひとときでした。

お施主様、ありがとうございます。

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