ダイニングテーブルからの景色

我が家のダイニングテーブルからは近くの里山が望める。東から東南にかけて、標高でいうと200m~500m。泰澄大師が開いた越前五山のひとつ、吉野ヶ岳(547m)の山頂が一番遠くに見える。この山を見ながら一日の予定を家族と話すのだが、自分はこの光景をとても気に入っている。

以前、横内敏人先生に教えていただいた設計手法の中で、ダイニングテーブルの重要性について聞かせていただいたことがあった。”昨今、社会の一日の流れの中で家族が皆顔を合わせるのはせいぜい朝食くらいではないだろうか。それならば食卓テーブルには朝陽が入り、一番環境の良い場所に設置するべきではないだろうか。太陽の光を浴びることで体もしっかりと目を覚まし、家族の情報交換もでき、いい状態で朝のスタートを迎えことができる。”というようなことだった。

その話を聞いてからは、ダイニングテーブルをできるだけ環境のいいところに配置するように心がけている。それは施主のご要望も踏まえてのことではあるが、時にはリビングよりもダイニングの気持ちよさを優先することもある。それくらいダイニングテーブルに腰かけた時の心地よさは大切だと思っているし、大切に作ってよかったと自分自身も日々感じている。

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