旬のものをいただくという贅沢

我が家の畑が夏野菜でにぎやかになりだした。ナスやキュウリやトマトなどなど。今からがまだまだ楽しみだ。

以前、TV番組で高名な料理人が畑でトマトにかぶりついて放った一言が印象的だった。

「どんなに優れた料理人でも、この味は絶対に作り出せない!!」

だから農家の人には頭が上がらないんだとも語っていた。なるほど、そうかと思った。自然が作り出すものに、人は手を添えるくらいがちょうどいいのだ。その味を超えようとすればするほど、それは調味料の味にしかならない。そして人はその調味料をおいしいと勘違いしているのかもしれない。

同じようなことが住宅でもいえるような気がする。集成材の構造に、本物に似せたシート貼りの建材で、高気密高断熱、明かりはおしゃれな照明をたくさんつけて、断熱のために風通しもなく、プライバシーを優先して外の風景も音もシャットアウトした、機械空調の密室を「快適」だと勘違いしているのかもしれない。

住宅を新築する際も、本物の材料に人は手を添えるくらいシンプルなほうが贅沢なのかもしれない。

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