「浅水の家」お引渡しでした

「浅水の家」が無事にお引渡しを迎えることができました。設計や監理をしていると引渡しをまさに「嫁に出す」ように例える人もいますが、うれしいようでさみしいような感覚が似ているのでしょうね。

先日の見学会ではご予約もたくさんいただき、大いに盛り上がるうちに終えることができました。お引渡しでも施主様から喜びの声を聞けて、幸せな気持ちに十分浸ることができました。ここまでは私なりに頑張りましたので、この先は施主様家族に家づくりを託したいと思います。これからの生活を楽しむ工夫が、家族の表情となって見えてくるでしょう。この先の変化が楽しみですね。

ちなみに今回もスツールをプレゼントしました。選んだのはアルヴァ・アアルトがデザインしたartek(アルテック)社の名作「STOOL60」。合わせたのはminä perhonen(ミナ ペルホネン)のdop(ドップ)生地、tambourine(タンバリン)という素敵な組み合わせ。

以下は購入元「haluta」さんのHPからの引用

minä perhonenの両面モールスキンのダブルフェイスによる生地「dop」は、永く愛用できるよう考えられデザインされています。使いこむうちに表面の糸が擦り減ることで、裏面の色が現れてくる性質を持ち、劣化するというのではなく、時間をかけて変化し、永く愛されるように、との思いが込められています。繊細に起毛された滑らかな肌触りのテキスタイルは、暮らしに寄り添うアイテムとしては最適で、80年以上愛されているSTOOL60との相性は抜群です。5万回ほどの摩擦により、裏面の生地がだんだんと現れるように作られており、5年、10年と使い込むことで表情を変えていきます。使い手のクセを残しながら、自分だけのSTOOL60に変化していきます。

モノに「時間」という美しさを表現するという考え方がとても心に響きました。私も時間が作り出す表情はとても美しいと考えています。時間とともにスツールや建築がより奥行きのある表情を作り出していってくれると嬉しいですね。傷のひとつひとつに家族の歴史も刷り込みながら。

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