庭と上手につきあうには

庭と一言で言っても和の庭、雑木の庭などいろんなカタチがあります。様々なカタチの中でも樹種や石にもいろんな質感があります。組み合わせ方や使い方、個性の出し方などは多種多様です。機能面だけでなく見た目をデザインする楽しみもあります。

庭というと芝生を敷くイメージが一般的だと思いますが、もちろんそれだけではありません。芝生は庭に使うにはとても優れた素材のひとつだと思いますが、庭の使い道や手入れの仕方や日当たりの状況などから判断します。

写真の場合は芝を使いながらも、一部を石張りのテラスにしました。御影石のサビ色で割肌という表情です。表面は凸凹が大きい仕上がりですが、人工的な平面ではないので自然の風合いの庭には合うと思います。BBQのコンロを置いたり、花火をしたりするのに重宝します。

そのほかにも化粧砂利を敷いたり、芝以外のグランドカバーを植えたりすることもあります。引き渡しの後にご家族が自分達で仕上げていく場合などもありますね。家族の思い出にもなりますし、庭に対する勉強にもなるのでとてもいいと思います。ただ規模にもよりますが庭のすべてを施工するのは相当大変なので、設計者や施工者と相談しながら範囲を決めましょう。

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