「浅水の家」では造園工事が始まりました

浅水の家で造園工事が始まりました。3〜5mくらいの木が配置されていくと、瞬く間に家の表情が生き生きとしてきます。板張りの外壁を背景に、爽やかに揺れる緑が建築に命を吹き込んでいるようです。

今回選んだ樹種は、居間のソファーの前に5mのヤマボウシ、デッキの前に5mのソヨゴ、アプローチに寄せて4mのヒメシャラと3mのアオダモ、道路側の目隠しに3mの白樫、街への雰囲気作りに2mのナナカマド、3mのハナミズキを配置しました。

ヤマボウシは落葉樹で葉も大きく良く茂るので、ソファーに寄り添わせることで南からの日差しを遮り木陰に座っているような気持ちよさを狙っています。また春には白い花を天に向かって咲かせるので、2階から見る楽しみもあります。

ソヨゴは常緑樹ですので、隣家と柔らかく区分けする役割を担ってもらいました。またデッキのすぐ側にもなるので、デッキで休んでいても囲われた安心感を生み出してくれます。冬に小さな赤い実がなるので、クリスマスリースに使うのもいいですね。

ヒメシャラは木肌が特徴的です。淡い色のスベスベした幹が美しく、樹形も綺麗です。落葉樹なので冬は枝だけになりますが、春になると綺麗な白い花を咲かせてくれるので、通る人の目を癒してくれます。

アオダモは最近とても人気のある木です。成長もゆったりしていて葉もそれほど茂らないので、手入れが少なくて済むということかもしれません。樹形もすらっとしていて葉のつき方もあっさりしているので、シンプルな住宅には似合うと思います。

白樫は常緑樹なので道路からの目線を調整してもらい、春のハナミズキの花と秋のナナカマドの紅葉は道ゆく人にも楽しんでもらえるよう選んでいます。

雑木ばかりなので手入れはそこまで必要ありませんが、地被には施主さま憧れの芝を張るので、その管理が楽しみですね。小まめに手を掛けてあげるととても美しくなりますが、少し油断すると…。きっと美しくなるでしょう!!

宣伝になりますが9月12(土)、13(日)に内覧会を予定しています。予約制にはなると思いますが、興味のある方は是非ご連絡ください。

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