雨の日の朝

雨の日のぼんやりとした朝は、爽快に晴れた日とはまた違う心地よさがあります。活動的ではない、のんびりとした空気感がそこにはあるように思います。なんとなくまだ眠いのだけれど、布団の中で温まりながらぼぉ~っとできる心地よさとでもいいますか・・・。

なぜそう感じるのかを分析してみました。

まず雨が降っているということは雲があるわけで、直射日光のようなまぶしい刺激がありません。柔らかく、優しい明るさです。

次に空気が湿気を多く含むことで、まったりとしているように感じます。この時期は梅雨のように蒸し暑くもないので、湿度が高くてもそれほど不快には感じません。

最後に雨の音、または樋に響く音があります。これが一定のリズムで静かな部屋にかすかに届くことで心地よさを演出しているようです。

このように、「明るさ」「湿度」「音」といった自然の要素が雰囲気作りに一役買っているように思われます。この他にももっといろんな要素が複雑に絡んでいるのでしょうね。以上、ちょっと布団の中で思い付いたコトでした。この先、照明器具やエアコンなどのリモコンで「雨の日の朝」などと設定すると、このような環境を再現できるような時代が来るのでしょうか。それはそれでなにか「心地よくない」気もするのですが・・・。

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