手紙が届きました

ひと目で業務用のモノではないとわかる、キレイな水色の封筒です。差出人は先日引き渡しを終えた施主様でした。中には美しい文字が並んだ便箋が5枚入っていました。

引っ越しをして住み始めたらいろんなところにいろんな居場所があって、それぞれの場所がそれぞれの楽しみ方ができて、美しく丁寧に住んでいこうという気持ちが強くなりました、というようなことがしっかりと書き留められていました。

丁寧に住んでいこうと思う、その言葉がとても嬉しかったのです。

最近は丁寧に住むことよりも、楽に住むことが大切であるかのような風潮に違和感を感じていたからです。使いやすい間取りや、快適な室内環境を作るのは大事だと思うのですが、掃除しなくていいとかノーメンテナンスとかいう考え方は安易に飛びつかない方がいいんじゃないかと。そういう素材って、だいたい愛着がわかない気がするんです。

愛着が湧くと、飽きないし、大切にするし、簡単に捨てないです。

だからそういう素材で家をつくることが、家の寿命を延ばすと思うんです。古民家が100年以上も住み継がれるのは、そこに住む人の圧倒的な愛着だと私は感じています。

住む人にも、来る人にも、街往く人にも愛着を持ってもらえる家を作っていきたいですね。

丁寧に住みたいという言葉を聞けただけで、私はただただ感謝です。

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